つぼみ

春には美しい花を咲かせる桜もまだまだ小さな“つぼみ”です。

以前テレビで、
樹木医の仕事をしている人のドキュメンタリー番組があったのですが、

とても美しい花を咲かせた木を見て、インタビュアーが、
「素晴らしいですね。　美しく咲いた花を見るのは、一番嬉しい時でしょう？」
と樹木医のおじいさんに聞いた。

↑うんうん、木を元気にする仕事だもん。
美しく咲いて、たくさんの人に「キレイ！」って言ってもらえるのが、
やっぱ『やり甲斐』ってもんだよね～。
‥と、私は普通に思ったけれど、

樹木医のおじいさんは、
「一番嬉しいのは‥
　冬という厳しい時をじっと耐えて、
　一生懸命 “つぼみ” をつけているのを見た時やな。。」
と言って、木をポンポンとたたいた。

‥はーーー‥　(￣◇￣;)
なんだか、「なるほど～‥」と、妙に感心した。

美しく立派に育った姿はもちろん「誇り」だけど、
一生懸命に耐えて、頑張っている姿が一番「愛おしい」。
守り育てるって、きっとそういう事なんだろうなぁ。

その番組を見て以来、私は、まだまだ“つぼみ”の木も好きになりました。
　

ハルも、一生懸命に耐えて頑張っている姿が一番「愛おしい」よ～ん(^▽^*)

冬をこえれば、春がくるのだー♪　がーんばっ！